※この記事はトカプチ雄大空間の調査事業で制作されたものです。
我が家には、小学生のうちに体験させたいことのリストがあります。
最後に残ったひとつが然別湖コタンのアイスホテルに宿泊すること。
私自身、学生時代に初めて冬キャンプをした時の衝撃は今でも忘れることができません。
極寒の中でも外で眠ることができるという体験は、北海道の冬の楽しみを広げてくれると信じています。
昨年は満室で断念したので、今年は予約開始当日の11月1日にに張り切って電話しました。これで準備万端!一緒に行きたい人!と声をかけたら手を上げた、社員の岡野香子ちゃんと共に、女子4人旅がスタートしました。
ちょっと寄り道
然別湖までは、帯広から約1時間半。
まっすぐ行ってもよいのだけれど、せっかくだからとチョコチョコ立ち寄ることにしました。
最初は、ツアー会場としてお世話になっている農場の、坂東さんの写真展へ。十勝の農家さんは、写真や絵画、詩など芸術に親しむ方が沢山いらっしゃいます。
鹿追町には、『もう一度、母とゆっくり過ごしたい十勝の一日』でもご紹介した「神田日勝記念美術館」や、地元でスーパーを経営する福原さんの所蔵品を展示した「福原記念館」があります。
帯広に本社のある六花亭が、包装紙の絵柄を描いた坂本直行記念館(六花の森内)や「中札内美術村」を運営されているのも有名な話です。
COWCOWカフェ
坂東さんにご挨拶した後は、さてどこでお昼を食べようかと喧々諤々。
結局、子どもたちが行ったことのない「COWCOWカフェ」に決定。
肉牛牧場の玄関口にある直営のカフェで、ハンバーグやステーキが楽しめます。
この牧場の大野社長は、坂東農場でツアーをしている私たちの横に大きな機械を持ってきて麦わらロールを作っていくワイルドでダンディーなファーマー。カフェは奥様の夢だったと聞いて、思いを形にされる姿にいつも感動します。
が家の小さなカメラ女子は撮影に夢中。
カフェの外には可愛い猫たちが。多くの牧場に猫がいるのは、ネズミを獲ってくれるからだそうです。 (撮影:小さなカメラ女子)
ちなみに…議論に上った他のお店はこちら。
KAGURA
芽室駅至近にある、こちらも牧場直営のレストラン。焼肉はもちろんのこと、牛スジ丼やローストビーフのひつまぶしなど、直営だからこそのメニューにいつも大満足。超豪華なトイレは必見。
http://www.y-kagura.jp/shop/
大草原の小さな家
鹿追に行くとついつい奇ってしまう農家レストラン。肉じゃがやコロッケ、おはぎなどの懐かしい味に加え、デザートも付いて大満足のビュッフェ。大人も子どもも楽しめます。今晩はホテルの夕飯ということで断念。
http://daisougen.jp/
しかりべつ湖コタンに到着
ふらふらしながら14時着。宿泊のオリエンテーションを受けます。これで一人分!立派な寝袋を貸していただきました。
そして…本日の私たちのお部屋はこちら!!
眠り方のコツなどレクチャーを受けます。
どうなることやら(笑)
ぐるりと見学した後は、アイスグラス作り。これは何度でもやりたい体験。急げば30分でできるので、これは無理をしても体験すべき!自分で作ったグラスで飲むドリンクは最高です。
※ついついはまって、製作に1時間以上要しました^^;
今日はお泊りなのでさっそくお酒を頂きます♪
15時までということで、子どもたちは焦ってスノーモービル体験へ。小学4年生からは、何と自分で運転できるということで、張り切って出発!
途中、雪原に突っ込んで雪煙があがると、屈強なお兄さんたちがいっせいにレスキュー体制に。自分で脱出した様子を見て一同ホッとしましたが、経験豊かな方に見守られていると、親は安心して挑戦させてあげることができるのでありがたい限りです。
さて、次はホテル内のチェック!アイスホテルに宿泊と言っても、ちゃんと中の部屋も用意して頂けるので、最悪の場合は逃げ込めて安心安全。至れり尽くせりです。
お部屋で寝袋のシュミレーション(笑)をして準備完了!
外に戻って足湯に浸かりながらタオルグルグル。しっかり凍りました♪
もちろんこの後は氷のお風呂にも入りました。
昼間に作ったグラスでお酒を飲みながらコンサートを堪能。
白熊の背中が可愛い^^
ギリギリまで温かいところに置いておいた寝袋を回収して…
いよいよ就寝!
ポカポカでぬくぬく♪
超高級寝袋とはいえ、さすがに私は朝4時、子どもたちも6時前に起床。絶景に出会うことができました。
お部屋に戻って二度寝。これが最高ww
帯広に戻ってラーメンの後で締めパフェ!
毎年2月だけ実施しているオーダーメイドパフェに挑戦しました。自分の好きなものを選んで作ってもらうことができる人気イベントです。2時間待ちました^^;ちなみに私のは右から2番目。
柳月トスカチーナ店は地元女子でいつもいっぱいです^^
これで1泊2日の冬を楽しむ女子会が終了。子どもたちの心に、身近な資源を楽しむ心が育ってくれれば嬉しい限りです。